身に堪えるお年頃
結局一睡もせず山のマップを完成させた。徹夜がしたかったわけではけしてないが、単純に眠れなかったのだ。高校の時から時折起きる問題で、一度こうなってしまうと身体が強制的にスイッチを落とすまで動き続ける必要がある。
火事場の馬鹿力と言うのかなんなのか、自分で言うのもどうかとは思うけれどもわりと卒なく雑事をこなし屋形船に乗り込む。ここからは三半規管との闘いだ。Nは山のマップについては恐らく諦めていたらしく、純粋に驚いてくれる。物珍しさも相まってクオリティの低さには気がついていない様子。
これからも、良かったら葉っぱのしおりを作るよ。そう言いたいが自らの絵心の無さ、やる気の無さ、彼にかける面倒、諸々を考えるととても言葉が出てこない。チキンメンタル。
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