山をガチろう

昨晩から嫌な予感はしていたが、案の定頭痛に見舞われた。とにかく動かないことが得策なので、一日中布団の中にいた。昨晩履いたスウェットの前後が逆であることは夜、活動を開始してから気がついた。
口約束だけ交わした山のマップについて。
流石にそろそろ完成させないと私の信用問題に関わる気がする。渡すなら明日、クルージングの後の飲み屋か…大慌てで作業に取り掛かる。寺の時と同様、十も描けば葉を描くことに慣れてきた。ただ、何時までかかるのか検討もつかない。明日の遅刻だけは避けたいところだが…

作業中N氏から連絡が入る。かなり酔っているようだが本人は否認している。酔っ払いとはそういうものだ。仕事がうまく行ったとのこと。彼の命の輝きが私には眩しすぎて、とてもついていけない。せめてもの反抗のマップですら、どこか冴えない。

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