ドンペリ風呂に入って死にたい

躁鬱I型アラサー腐女子の役満日記

2018.11.26

2018.11.26
前夜、なかなか眠れず、2時に寝た気がする。睡眠薬が処方されておらず、安定剤しか出ていなかったことが後に発覚。夜寝付かれない時、集音器のスピーカー越しに看護師の素っ気ない声を聞くと驚く程に安心する。何故か。そんなに自分は孤独なのか。
朝、ソーシャルワーカーのF川氏の付き添いの元、管理課長に連絡する。同時に係長にもショートメールを返す。後輩のYにも改めて返信する。
F川氏は緊急入院セットなるものを示す。曰く、風呂に入れるのだと言う。女性は月水金。いい加減頭が臭く、ただただ嬉しい。介助入浴とのことだったのでてっきりドライヤーなどやってもらえるのかと一瞬ぬか喜んだものの、介助といっても付き添いで、自分で自分の世話をする必要はあるようだ。
午前、U田医師に会う。会ったような気もするが判然とせず。本とスマホの隔離室への持ち込みが許可される。本は病棟内に歴代の患者が寄付していったものから選ぶしかなく、いずれも微妙。ロバート・ゴダードの「石に刻まれた時間」を読み始める。
スマホはパトカーを呼ばれたあの時からずっとポケットに入っていたものをそのままナースステーションで管理していたらしい。つまり、充電の問題がある。今回の入院を親に伝える気は一切なかったのだが、流石に連絡せなあかん、と管理課長に促されたこともあり、母親に連絡を取り充電器の差し入れを願う。
大学の同級生であるGと22日にやり取りがあったようなので、措置入院の旨伝える。措置入院という単語が馴染み出す。後に同じく同級生のDにも事情を話す。この面子とは、五反田で盃を酌み交わしたことがある。あの日集った彼らに秘密を明かしたことになる。
恐らくこの日にH原に入院の報告と別れを切り出す。初夏からなんとなく男女の仲になっていた会社の同期だ。相手からは極めて事務的な簡素な謝罪があり、その一文でもって関係が絶たれた。
たいへんお世話になっていたネトゲのギルマスがいたので、彼女にも事情を説明しひとまずネトゲ内の留学を終えてギルドに帰還する。以後ログインは疎らになる。
午後、風呂に入る。ずっと施錠された扉の向こうでうずくまっていたため、初めてロビーに出て、外界に突如として誘われたような衝撃が走る。風呂の熱気で頭痛が酷くなる。ポカリスエットが欲しい。何をするにもふらつき、頭が痛い。


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